2025/11/29 20:13
私は自分のことを
きもの業界を変えられる!とか
私なら何かできる!!
そんな大それた気持ちを持っているわけでもありません。
ただ、縁あって京都の西陣に嫁いできて
きものを着るようになり、
ほんの少しだけ、この世界のことを知りました。
最初は戸惑いもあって、文化の違いに戸惑うこともあったけど、きものを着ることで不思議と心が落ち着いて私は私はでいいんだ、と自分らしさを取り戻していきました。
きもの業界の世界の中で出会ったたくさんの方々
私を導いてくれた恩師
いつも背中を押してくれるお世話になった人
そして、心から「この人のつくるきものや帯が好き」と思える尊敬する人たち
その人たちは、日々、黙々と手を動かし、
丁寧に、誠実に、布や糸と向き合っています。
本当に美しい仕事をされています。
私はその姿に、惹かれました。
そして思ったのです。
この人たちがつくるものを、
笑顔で受け取ってくれる誰かに、私が届けたいと。
大きなことはできません。
業界を動かす力も、
革新的なことを起こす力もありません。
それでも、私にできることがあるなら
それは、“届けるひとり”になることだと思っています。
今日も目の前にある一本の帯を見つめながら思います。
この美しさが、誰かの日常にふっと彩りを添える瞬間をつくれたら。
そのきっかけに、私がなれたら。
何者でもない私ですが
誰かの笑顔を願いながら動くひとりでありたい。
これからも、その気持ちだけは大切にして生きていきたいと思うのです。
今日もお付き合いいただきありがとうございました☺︎

